2020年度 全日本大学選手権 総括
今シーズンの主将を務めさせて頂いた4年漕手の松林です。
今シーズンを振り返ると、なんといっても新型コロナウイルスの影響を大きく受けた1年間でした。
春になり乗艇シーズンにさしかかろうとした矢先に活動停止の連絡を受け、部員は艇庫での練習ができなくなりました。それから2か月半ほど個人練習の期間がとられましたが、途中思うように練習できないこともありました。そんな時に、チームメイトとZOOMで顔を合わせたり、OBの方々に購入していただいた練習器具等のおかげで、精神面でも設備面でも多くの方々に支えられて少しずつ成長することができました。
7月になると大学職員の方々の力添えもあり、活動再開の兆しが見えたころ、追い風のように大学の支援によって購入していただいた女子ダブル用の船が届き、部に少しずついい雰囲気が満ちてきました。
無事活動再開してからは、これまで通りに活動できる楽しさと幸せを感じながら、インカレまでの残り期間の練習に全力で励んできました。
そして迎えたインカレでは3クルー共に入賞を果たし、目標には届かなかったものの部員の頑張りと応援してくださった方々の思いが1つの結果として現れたことがとても嬉しかったです。金沢大学ボート部のために力を貸してくださり本当にありがとうございました。
個人的に来シーズン以降の目標としては、規模の拡大を目指しつつ毎年戸田で戦えるクルーを作ることだと考えています。ですが現役部員自身がどうなりたいのか、という気持ちが一番大切であると思うので、焦らずサポートしていきたいです。
最後に、コロナの危険が増す中でインカレ運営してくださった方々、笹目南町公民館の皆様、東京海上日動艇庫の皆様、ありがとうございました。
今後とも、金沢大学ボート部へのご支援と応援を宜しくお願いいたします。