2021年度 インカレ・全日本総括

今シーズンの主将を務めさせて頂いた四年漕手の池田です。

今シーズンでは、学校との交渉などで背中を押してくださり前に進めたことも沢山ありましたが、コロナの影響で遠征に参加できなかったり、練習を制限せざるを得なかったり逆境と言われる状況も沢山ありました。
そんな中でいつでも前向きに取り組むことができたのは、同じ方角を見て頑張っている仲間がいたからだと感じています。
私達は何かの契約のもとに成り立っている組織ではなく、皆がボートやボート部のことを好きで集まり、応援してくれる多くの人からの支援があって成り立っている組織です。だからこそ何の利害関係もなくただ純粋に仲間を想う気持ち、仲間を応援する気持ちを育くむことができ、それはお金では買えないとても価値のあることだと感じました。
そして何より色々な逆境を乗り越えて、女子ダブルが悲願のインカレ優勝をはたしてくれました。部員や金沢大学を応援してくれている多くの人の想いを背負って最後まで一生懸命戦ってくれたことが本当に誇らしいです。
日本一、本当におめでとう。

これから自分は現役部員の皆んなに残された時間でサポートできることを考えていきたいと思います。

現役部員のみんなへ
1年間、いろんな苦しいことがあったけど、最後までついてきてくれて本当にありがとう。サポートの皆にもたくさん救われました。この一年を乗り越えられたみんななら、この先に訪れる困難もきっと乗り越えられると思います。
色々な環境が変わって、部活のこれからに不安になるかもしれません。
けれど、変わることで大変なこともあれば、変わったからこそ訪れるいいこともたくさんあると思います。いろんな新しい環境の中でどんなことができるのか、探すことを楽しんでほしいです。

みんなは1人じゃないです。家族や友達、ボート部の仲間に支えられて、みんながいます。辛く苦しいことは1人で考えずみんなで支え合って乗り越えて、強くなっていってほしいと願っています。
皆んな、1人残らず大好きです。

最後になりましたが、これまで様々な形で支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
金沢大学ボート部を末長く応援して頂けるととても幸いです。
今後ともよろしくお願い致します。